予防接種                         予防接種の説明こちら

予防接種は予約制となっております。
お電話の際は、診察券番号をお知らせください。
感染予防のため、健診・予防接種の時間帯での受診をお勧めします。
やむを得ず診察の時間帯を希望される方は、スタッフまでご相談ください。

(持参品:診察券・保険証・母子手帳・問診票・接種券)

えらいからがんばる。 注射しようね!

予約時の注意事項

1.生ワクチン【BCG・麻疹風疹混合ワクチン(MR)・おたふくかぜ・みずぼうそう・】は、熱があったら2週間は見合わせます。

2.不活化ワクチン【三種混合・Hib・日本脳炎・二種混合(DT)・インフルエンザ・HB・肺炎球菌ワクチン】は熱があったら10日間は見合わせます。

3.嘔吐下痢にかかった場合は、症状がなくなってから1週間後からできます。

4.みずぼうそう・おたふくかぜにかかった場合は、治って2-3週間後からできます。

 

予防接種の順番について(0から2ヶ月時のお母さん方へ)2013.3.23New

Hib・肺炎球菌ワクチンの自治体の助成、不活化ポリオワクチンも開始されました。
2012年11月から四種混合ワクチンが開始されています。

2013年4月から
・Hib・肺炎球菌・子宮頸がん予防ワクチンが定期接種に変更されます。
・BCGの接種時期が生後1歳未満に変更され、標準的な接種時期が5-8ヶ月となります。これに伴い少し接種の順番を変更しています。
(ロタワクチンもこれまでの2回接種から3回接種のワクチンへ変更していきます。)

順序を下に書きます。同時接種を基本にしています

1.2ヶ月になったらすぐにHib・肺炎球菌ワクチンの1回目を接種しましょう。
  (ロタワクチンの1回目・HBワクチンの1回目)
2.3ヶ月時に
Hib・肺炎球菌の2回目と四種混合の1回目を受けましょう。
  (ロタワクチンの2回目・HBワクチンの2回目)
3.4ヶ月時にHib・肺炎球菌の3回目と四種混合の2回目をしましょう。
  
(ロタワクチンの3回目)
4.その4週間後に
四種混合の2回目BCGを受けましょう

5.(HBワクチンの3回目を10ヶ月前後で受けましょう。)


6.1歳時にHib・肺炎球菌の追加とMRワクチン・水ぼうそうワクチンをしましょう。


予防接種の新情報:予防接種の新しい情報を載せます。2010.9.13〜

2016.10.1 B型肝炎ワクチンは10月から定期接種になりました。ただし今年の4月以降の乳児に対してのみです。
月末に自治体から接種券・問診票・説明文が送られてきます。よく読んで接種してあげましょう。特に4-5月生まれの子は1歳未満で3回「1回目から140日目(139日以上の間隔を空けて)が最短」済ませなければいけませんので要注意です。


2016.3.5日本脳炎ワクチンについて
日本脳炎ワクチンは従来3歳から接種を勧めていましたが、このたび日本小児科学会からのお知らせで「6か月からの接種の推奨」が出ましたので当院でもそれに従って生後6か月以降から接種を開始します。詳しくはこちらのページをご参照ください。

 
2013.3.23 定期接種の変更予定について
4月から定期接種の接種時期や任意から定期接種への変更が予定されています。
・まずこれまで任意接種で自治体の助成で自己負担なしで接種できていたHib・肺炎球菌・子宮頸がん予防ワクチンが定期接種に変更する予定です。
・次にBCGの接種時期がこれまでの生後6ヶ月未満から1歳未満に変更され、なおかつ標準的な接種時期が5-8ヶ月となります。
2013.1.5 Hibワクチン追加の接種時期について
昨年末からHibワクチンの追加接種の時期3回目の接種から7-13ヶ月後の間となりました。今まで接種後1年でするように説明していましたが、13ヶ月を過ぎると助成が受けられない可能性があります。時期が来た子は早めに接種してください。
2012.10.30 4種混合ワクチンについて
三種混合ワクチンと不活化ポリオワクチンが混ざった4種混合ワクチンが11月1日から開始になります。8月生まれ以降の3ヶ月児から接種をするようになっています。
が、しかし、今現在手に入るワクチンが少なくて8月生まれの子でも三種混合ワクチンと不活化ポリオワクチンを接種しなければいけない状況です。全てこれは国の政策の不備です。きちんと数も計算できない政治家・官僚の頭の悪さです。と不平を言ってもしょうがないので、できる範囲で接種します。ご了承ください。
2012.9.1 ポリオ不活化ワクチンについて
ポリオワクチンが生ワクチンから不活化ワクチンへ変更されました。
1回も生ワクチンを飲んでいない子は4回接種となります。
 (3回を3-8週間隔で、その後6ヶ月以上で追加1回)
1回生ワクチンを飲んだ子は3回接種となります。
 (2回を3-8週間隔で、その後1回追加)
生ワクチンを2回飲んでいる子は接種の必要はありません。
いずれは三種混合と不活化ポリオが混ざった四種混合ワクチンになりますが、三種混合をしている子は不活化ポリオワクチンを接種していきます。
2012.4.7 ヒブ・肺炎球菌ワクチン・子宮頸がん予防ワクチンの自治体の助成について
昨年度に引き続き今年度もHib・肺炎球菌・子宮頸がんワクチンが無料で受けられます。市町村からの通知書を見てください。またHib・肺炎球菌ワクチンは生後2ヶ月から接種を開始してください。
2011.8.23 インフルエンザワクチンについて、
今年より接種量の変更があり、
6ヶ月から3歳未満では0.25ml/回×2回、2-4週間間隔で。
3歳以上13歳未満は0.5ml/回×2回、2-4週間間隔で。
13歳以上は0.5ml/回×1-2回、1-4週間間隔で。

となります。
昨年より接種量が増えたことにより何本確保できるかで接種人数が変わります。現在まだ確保できる本数が決まってませんので接種人数の計算もできていない状況です。ここが決まり次第予約を開始したいと思います。もう少しお待ちください。
2011.6.11
子宮頸がんワクチンの接種が再開されます。まずは今の高校2年生が対象になります。大洲市の場合は対象者へ通知が行くようです。接種券等郵送されてくるようなので、来た方は予約をしてください。0・1・6ヶ月で接種必要ですのでなるべく早く開始する方がいいかもしれません。
2011.6.6
1.日本脳炎ワクチンについての変更
平成17年度から21年度までの接種の積極的勧奨の差し控えにより受ける機会を逸した者(平成7年6月1日から平成19年4月1日生まれまでの者)が新たな接種対象となりました。7歳6ヶ月から9歳未満の1期・2期の間の子にも接種可能となりました。
2.MRワクチンについての変更
平成23年5月20日から24年3月31日までの間のMRワクチンの接種対象に高校2年生相当の年齢の者が追加されました。ただし修学旅行や学校行事としての研修旅行で海外に行くなどの特段の事情がある者が対象です。
2011.5.22
官報によると、日本脳炎ワクチンの年齢制限が15歳以下の児に接種可能となったようです。ただし自治体の対応はこれからですので今のところは1期の年齢(7歳5ヶ月まで)と2期の年齢(9歳から13歳未満)の児のみで接種しています。
2011.3-4月
Hib・肺炎球菌ワクチンの自治体の助成が3月1日に始まり、4日にいったん中止され、4月1日から再度開始されました。
子宮頸がんワクチンに関してはワクチン不足のため接種できない状況が続いています。
2011.2.21
大洲市のHib・肺炎球菌ワクチン・子宮頸がんワクチンの情報をあげました。こちらをご覧ください。
2011.2.3
大洲市に続き、内子町もHib・肺炎球菌・子宮頸がんワクチンの助成が3月1日より始まります。
他の地域ではまだ情報が入ってませんが、広域化(定期接種は県内どこでも接種できるようになっている仕組み)は早くても4月以降でしょう。しかしながら正式にはまだ不定です。
2011.1.21
大洲市のHib・肺炎球菌ワクチン・子宮頸がんワクチンの市の助成に関して議会を通って、正式に決まったようです。2月中旬には対象者へ通知が行きます。予約は各自病院へ予約して、受診してから予診票を書いて受けるようです。定期の予防接種のように接種券・予診票は送られてきませんので注意しましょう。
2011.1.14
大洲市からの情報として、子宮頚がんワクチンとHib・肺炎球菌ワクチンの助成が3月からできそうです。全額自治体の負担です。ただし、今月の市議会で通ればですが。本決まりになればきちんと載せます。
2010.12.28
子宮頚癌ワクチンとHib・肺炎球菌ワクチンの自治体の助成が国レベルでは決まり、松山市では年明けから開始されるようですが、周辺の自治体ではまだ検討段階です。早くても来年4月からでしょう。それまでに罹らないとは言えないのでHib・肺炎球菌ワクチンは早くして欲しいです。
2010.12.12
日本脳炎ワクチンの2期が再開され、1期の接種を受けられなかった子たちの救済もされることとなりました。対象者には自治体から接種券等が送られてきていると思います。2期の接種年齢は法律では9歳から13歳未満ですので、その年齢であれば1期の未接種分も救済で接種可能となりました。13歳を越えないように注意をしてください。
2010.9.13
日本脳炎ワクチンは第1期に関しては今年の4月より再開となっていましたが、第2期に関しても再開の方向です。平成17年5月に急に中止になってから第1期をできていない子に対しての救済が受けられるようです。9歳から12歳の最後の日までの子は第1期の残りと2期のうち、受けてないものをできるようです。自治体から接種券等の通知が来ますのでそれに沿って受けましょう。

新聞に投稿

平成22年12月14日付けの愛媛新聞に健康ファイルという記事があるのですが、それに原稿を書きました。予防接種について書かせていただきました。新聞記事は出せませんので、原稿元本を載せます。


VPDってご存じですか、ワクチンをしましょう。

愛媛県医師会                                   大洲市・ごとう小児科・後藤悟志

 VPDってご存じですか。Vaccine(ワクチン) Preventable(防げる) Diseases(病気)のことです。先進国といわれる日本ですが、ワクチンに関しては後進国で、他の先進国に比べて10年も20年も遅れています。とても子どもに優しい国とは思えません。

 感染症は小児科の病気の中で大部分を占めるものでしたが、ワクチンの出現により感染症自体は減ってきています。たとえば麻疹(はしか)はほとんど診ることのない病気になっていて、若い小児科医では診断できないこともあります。しかしながらどうしても減らないものがあります。それはおたふくかぜや水ぼうそうなどの定期接種になっていない病気です。集団生活をすると感染してしまう病気ですが、自然に感染した方が免疫の付きがいいとかワクチンが任意であるのでしなくてもいいという間違った考えが広まっていて、感染者数は減っていません。おたふくかぜは難聴を起こしたりしますし、みずぼうそうも脳炎などを起こし死亡することもあります。

 世界の中にはとてもたくさんの感染症があり、その中で予防のためのワクチンが開発されている病気はごく少数です。それがVPDです。たとえばヒブワクチンというものがありますが日本では200812月に発売されました。ヒブとはヘモフィルス・インフルエンザ菌b型のことで、細菌性髄膜炎の60%を占める細菌です。5-10%で死亡し、後遺症が30%程度起こります。最近当院でもヒブ髄膜炎の子を経験しましたがワクチンさえしていれば感染しなかったのにと非常に残念に思いました。アメリカでは20年以上前からヒブワクチンが定期接種として打たれていて、ヒブ髄膜炎はほとんどなくなっています。しかし日本では毎年600人もの子どもが子の病気になっているのです。

 また予防できるガンとして最近話題になっている子宮頚癌ワクチンもVPDの一つです。完全に予防できるわけではありませんが検診と合わさればかなり有効なのです。

 このように日本では欧米などに比べてVPDによる健康被害は非常に多いのです。接種率の低さもありますがVPDについての情報の少なさも原因です。ワクチンにもっと目を向けてもらうことが必要です。任意のワクチンはしなくていいのではなく、した方がいいという当たり前のことをもっと多くの人に知って欲しいのです。テレビや新聞は正しい情報を多くの人に伝えて欲しいと切に思います。また制度的にも任意の予防接種を定期の接種に変えてもらい、生まれてくるすべての子どもの健康を守って欲しいと思います。

 最後に「VPDを知って、子どもを守ろう」というホームページを紹介します。http://www.know-vpd.jp/index.php見ていただければ幸いです。




ご予約

ごとう小児科

TEL (0893)23−0510
        診療時間内にお願いします。 

注射しようね! えらいからがんばれる。

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